今日は、当店の方針、犬たちとの関わり方について説明をいたします。
犬のしつけやトレーニングと聞くと、人が指示を出しそれに犬が従う、我慢ができるようにしつける、いけないことをしっかり叱る、等のようにお考えの方もいるかもしれません。
動物との関わり方については、10年前から比べてみても、ガラッと変わっています。
私は、育児をしている一人の親としても感じていることですが、人の教育の場や社会でも、倫理的な部分は大きく変わっていると感じています。
私だけではなく、多くの方がそう感じているのではないでしょうか?
動物たちとの関わり方への考え方も、世界的にも大きく変わり、人に従わせるという考えは、すでにとても古い考えとなっています。
理解すること、学ぶこと、は相手を理解するためにはとても大切で、人にとってはしてほしくない行動だとしても、犬たちには、する必要のある行動であること、それがなぜなのかを理解することはとても大切です。
理解をする時には、この犬は〇〇犬だからこうだ。こういう行動は〇〇だからするのだ。と、見た目で決めつけて、やめさせることだけに注目するのではなく、困った行動でも、なぜこの行動がこの子には必要なのか、暮らしの中で足りないことや、多すぎることはないか、など、暮らしの質を向上させることにより、良い行動をたくさん引き出せるようにする考え方を重視しています。
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